2017年4月25日火曜日

クロヨナの種をまきました


海岸の近くや水辺にもよく生えているクロヨナ(ウカバギー)も、池間で増やしていきたい樹木のひとつです。マメ科の植物で、昔は葉を緑肥として畑に漉き込んで利用していたのだそうです。残念ながら池間島島内にはあまり生えておらず、平良の公園で採を採りました。


春と秋にはピンク色で藤のようなきれいな花をつけます。


あつめた種は、殻をむくと2cmほどの大きな豆が出てきました。ぷくぷくとしていて炊いたら食べられそう・・・


早速ポット苗をつくります。この日は110鉢のポットができました。発芽を楽しみに待ちたいと思います。

2017年4月23日日曜日

トライアスロンの応援

 4月23日(日)、全日本トライアスロン宮古島大会が開催されました。池間島は島一周道路がバイクのコースに入っていました。早い選手は9時ぐらいから島に入ってきたそうです。集落近くの一周道路沿いには、人々が立ち並び、選手の応援をしました。きゅ~ぬふから舎のみなさんも、沿道から声援を送りました。
生き生き教室のみなさんも応援に駆けつけていました。旗や太鼓、四竹を各々持って、「ワイドー、ワイドー」と声援を送っていました。12時半ごろ最終ランナーが通過。島の応援団も解散しました。

2017年4月22日土曜日

ムギの脱穀とムズクづくり

 4月22日(土)、今年度最初のシマ学校が開校しました。2017年度第1回シマ学校は、池間島で収穫したムギの脱穀とムズク(麦粉)づくりです。生き生き教室のおばぁたち、学童の子どもたちが参加しました。
 まずは、ツグッラ(キクメイシ)と呼ばれるサンゴの石に、束ねたムギの穂をこすりつけて実を外します。先生のおばぁたちに教えてもらって、子どもたちは上手にできるようになりました。
こちらは、ムギの穂を束ねているところ。一掴み分ぐらいのムギを穂をそろえて束にしておくと、脱穀作業ができます。
 ツグッラで穂を外したものを、ムイジャウキ(底が平らなザル)に入れます。まだ実と殻が混ざっている状態です。
 次に、外に出て、ムイジャウキをゆすって殻だけを風に飛ばす作業をします。これはとても難しい作業。おばぁたちにやってみせてもらいます。
殻だけがムイジャウキの外に飛ばされて 、実だけがだんだんムイジャウキ中央に集まってきます。「ふしぎ~」と子どもたちは真剣に見ていました。
さて、殻を飛ばした後は、木臼で搗きます。 「昔、お嫁さんが仕事がきついと泣きながら木臼でムギを搗いたって。泣いた涙が中に落ちて、涙といっしょにムギを搗いたって。それからムギを搗くときは、塩水をちょっと入れて湿らせて搗くということですよ」と、仲原ソヘ子さんが教えてくれました。
 搗いたもの、今度は石臼で挽いてムズク、粉にします。
 ちょっとずつムギ粒を石臼の上の穴から入れて、取ってを持って回します。側面から引き立てのムズクが出てきました。ちょっと甘く香ばしい良い匂いがたちます。
 挽き立てのムズクに、黒糖を混ぜて食べてみました。昔の子どもたちがやっていた食べ方をおばぁたちに教えてもらいました。ガジュマルの葉っぱをスプーンにして食べる方法です。
おばぁたちも、久しぶりに食べるムズクの味に、子どものころを思い出したそうです。
 現代っ子の子どもたちに、ムギを煎って挽いただけの素朴なおやつ「ムズク」は果たして口に合うのかな・・と思ったのですが、結果は大人気でした。
 子どもたちは、ガジュマルの葉っぱのスプーンを使って、パクパクと夢中でムズクを食べていました。
今回のシマ学校では、池間島で収穫できたムギは少しだったので、来間島でムギを生産している国仲富美男さんにムズクにする分を分けていただきました。
今年はムギの収穫量を増やして、味噌の麹も作ってみたいと考えています!

2017年4月17日月曜日

ヤラブの種をまきました


今の時期、街路樹として植えられているヤラブ(テリハボク)の種が道端にころころ落ちています。苗木生産のため、すかさず種を拾いあつめては種まきしてポットを作っています。


ヤラブの種は、外側の果肉部分が黄色く熟したものを子どもたちがオヤツに(?)食べていたというお話をよく聞きます。果肉の中には、固い殻に包まれて、マカダミアナッツのような種がはいっているので、ひとつひとつ殻を割って種を取り出して、


ポットにまいていきます。


また、この時期じゅうたんのように広がって紫色のきれいな花をつけているヒメキランソウも、ポット苗にして増やしてみようと試作しました。
気温も湿度もぐっと上がり、植物たちが元気になるこの時期、苗畑の様子もまめにチェックしていきたいと思います。

2017年4月12日水曜日

クバの植え替え

先日、種から植えて、小さな芽が出てきたクバ(ビロウ)。 今日は、そのクバを、大きめのポットに植え替えしました。
 土の表面を見たところ、まだあまり発芽していないようですが・・
 バットをひっくり返すと、根の方はしっかり伸びていて、バットの底を突き破ってしまっていました。クバの発芽は、まず根っこが下に深く伸び、太く成長してから芽を形成し、再び地表に伸びておこるということがわかりました。
植え替えが終わったクバの苗です。鉢数を増やしていきたいです。

2017年4月11日火曜日

すまだてぃだより49号を掲載いたしました

すまだてぃだより49号ができましたので、掲載いたします。

○池間小中学校入学式
○新入生歓迎大演芸会
○大学生が民泊に来ました
○一周道路に花を植えました
○みーやみーんぶどぅいはたのしい
○翔ゆたかふるさとコンサート
○今月の予定

こちらからPDFをご覧になれます。

2017年4月7日金曜日

池間小中学校入学式

 本日4月7日(金)、池間小中学校の入学式がおこなわれました。新入学生は、小学校1名、中学校4名の全員で5名です。式では、入学生による抱負も発表されました。
今年小学校入学は奥平陽向さん1名でしたが、屋嘉比校長先生が「池間の学校では、小学校と中学校、お兄さんお姉さん全員が陽向さんのともだちですから、安心してください」とあいさつしました。式には島のおじぃ、おばぁたちの出席も多く、地域みんなで子どもたちの成長を見守る学校の雰囲気を改めて感じました。

2017年4月5日水曜日

池間小中学校の先生たちとアイキーミーディ&野のごちそう

 4月5日(水)、池間小中学校の先生方とNPO法人いけま福祉支援センターの面々が集まり「池間島のことをもっと知ろう~!」を目的に、島の散策と野草のピザを作る懇親会をおこないました。
 昨年度に引き続き在籍される先生方をはじめ、2017年度池間小中学校に新しく赴任された先生方も合わせ、全15名の先生と散策に出発。カツオ工場跡や遠見台、旧池間村落跡などを約1時間かけて案内しました。
 散策の帰り道で野草を摘み、ピザづくりに挑戦。
濱川教頭先生は、野草となまり節に加えてタコもトッピングしたピザを作っています。実はこのタコ、屋嘉比校長先生が素潜りで獲ってきたものです。
さすが島ダコ。焼くととてもいい香りで、タコダシもしみ出してきてトマトソースやヤチューサ(ヨモギ)、クース(ピパーツ)との相性も抜群。上等の島ダコピザになりました!
池間小中学校の先生たち、だんだん慣れてきてとてもおいしそうなピザをどんどん作ることができました。ピザ屋さんもできそう!?
成形が終わったピザ生地は、300度に熱したピザ窯で焼きます。
先生たちもピザ焼きに挑戦。
おいしそうに焼けています。
さっそく熱々のピザをおひるごはんにみんなで食べました。自分たちでつくったピザは格別です。

こちらは、散策途中で摘んだバンツギー(クワ)の実をバナナと一緒にトッピングしたデザートピザです。チーズと甘いバナナとハチミツ、甘酸っぱいバンツギーの実がよく合いました。
先生方と親睦が深まった会となりました。最後に、わたしたちNPOいけまの職員は学校から「池間教育コーディネーター」の任命をいただきました。学校と地域をつなぐコーディネーターになりたいと思います。

2017年3月27日月曜日

ムズ(麦)の収穫

 3月27日、昨年11月に種を蒔いた麦の収穫をおこないました。実が入って穂が十分に重くなるのを待っていたのですが、ちょっと待ちすぎて、一足早くハトに食べられてしまった株が目立ちます。しまった!収穫のタイミングが難しいです。
 こちらは隣に植えたタラママミ(緑豆)の芽です。先月16日に種を蒔いたものです。
こちらは、上のタラママミと同じく麦の畝の間に蒔いたウツマミです。タラママミもウツマミも芽は出ているのですが、何かの虫に若葉を食べられています。葉っぱが穴だらけです。昨年はこのような被害はなかったそうです。

今年のマミ、無事育ってくれるといいのですが。

2017年3月23日木曜日

クバの芽が出ました

 昨年12月のはじめに種を採取して植えたクバ(ビロウ)です。
在来種の苗づくり

長いこと、なんの変化もありませんでしたが、今日芽が出ていることに気づきました。
よーく見ないと気づかないほどのまだ小さな芽です。植えてから約4カ月後の発芽となります。今後、大事に育てていきたいものです。
ちなみにこちらはクバのとなりで成長しているアダンの苗です。小さいけれど、もうすでにアダンの特徴であるトゲが葉のフチに生えています。

アダンは、葉をはじめ、根や幹、果実部分とかつて島の暮らしに余すことなく使われていた植物でした。海沿いに植えることによって自然の防潮堤でもあったという頼もしい植物です。

少しずつ植えて増やしていきたいですね。

2017年3月15日水曜日

池間小中学校の卒業式

 3月14日(火)、池間小中学校の卒業式がおこなわれました。少し肌寒い春の日でしたが、卒業生を祝うため、多くの人たちが集まりました。
小学校卒業生は4名、中学校卒業生は6名、合計10名がこの日卒業式を迎えることができました。卒業生のあいさつでは、家族への感謝、学校の先生方への感謝、そしてあたたかく成長を見守ってくれた地域の方への感謝が伝えられました。
卒業生が受け取る卒業証書は、半年ほどかけて、卒業生が自分たちでブー(苧麻)を刈り取り、漉いてつくった紙です。紙には1枚ずつ丁寧に証書の文言が清書されています。世界にひとつしかない卒業証書です。
 在校生が見送りました。特に中学校の在校生たちは、小中学校合わせて8年以上ともに同じ学び舎で過ごしてきた仲間です。卒業というひとつの区切りによる3年生たちとのお別れに涙がとまらなくなっている児童もいました。
式の後は特製のくす玉を卒業生10名みんなで割りました。
 卒業!
 おめでとう!!
この日の卒業式で感じられたのは、式に参列しているのが卒業生の家族に限らないことが示すように、子どもたちの日々の暮らしや成長に島のたくさんの人たちが関わっているということでした。
池間島全体は人口600名ほどという小さな共同体ですが、人が生活する上で、助けたり助けられたりする関係の人数は、とても多いのです!

巣立っていく卒業生たちもこの糧を栄養に大きく羽ばたくことができると思います。