2015年12月1日火曜日

池間小学校の学習で博物館づくりがスタートしています。


池間小学校の一教室に集められ、なんとなく保管されている池間島の昔の道具や漁具たち。これらのお宝を、子どもたちが自分たちで名前(呼び方)や使い方など調べ、レイアウトも考えて展示して「暮らし資料館」を作ろう!というなんとも楽しそうな学習がスタートしました。


今回は、池間島の「漁業」について学習をしている3・4年生4名が、昔の漁具について調べるために島の先輩インシャである先生方を学校に招待しました。
一人は、仲間泰弘さん(83歳)。カツオ船の船長もしていたという大先輩です。もう一人は、山口修さん(59歳)。島内では若手の現役漁師さんですが、小学生の頃から漁師の仕事を手伝い、南方カツオ漁にも参加していた方です。


スーニ(サバニ)ひとつとっても、パーツひとつひとつの呼び方や素材の違い、漁の方法や手入れの仕方など、実際にこれらの道具をつかってきた方々でないとわからないお話が次々と出てきます。


そのほかにも、はかりや海底の様子を調査するのに使用していた道具、鰹節製造に使っていた道具などなど、島の先輩方の説明を聞いて、はじめて使い方がわかるものもたくさんあったようです。
今後も資料館づくりに向けた学習が続きますが、子どもたちが島の先輩方から直接お話をききながら、島の暮らしを学んでいけるような場を増やしていけたらと思います。

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