2014年2月28日金曜日

3月4日に『よみがえりの種を播こう~ウツマミ(下大豆)の種まき~』を実施します。


池間島で戦前から栽培されていた「ウツマミ(下大豆)」の復活をめざし、耕作放棄地を再生した畑にて栽培を開始します。当日は、県立宮古総合実業高校の生徒のみなさんが来島し、池間島の高齢者からウツマミの栽培方法や脱穀、加工の仕方などを教わりながら、実際に種まきを行います。

日時:3月4日(火) 16:00~18:30
集合場所:池間島離島振興総合センター

※写真をクリックすると拡大できます。

池間島では、高齢者の経験や生活の知恵を記録にとどめ、そこから次世代へひき繋ぐべき島の宝物を再発見していく取り組みとして「アマイ・ウムクトゥ・プロジェクト」に取り組んでいます。
90代の高齢者のお話から、池間では多様な豆類が栽培されていたことが解ってきました。戦前はウツマミ(下大豆)と呼ばれる小さな豆が栽培され、味噌や豆腐はこれで作られていたそうです。
さらに、池間島では、修学旅行等で島を訪れる旅行生の力を借りつつ、島内で増加傾向にある耕作放棄地を再び畑としてよみがえらせて、在来作物の復活、地産地消の推進、島の特産品づくりを行う活動にも取り組んでいます。

 このたび栽培を開始する「ウツマミ」が、高齢者の知恵や暮らしの技術、島の在来作物や原風景を復活させる“よみがえりの種”となるよう、島の高齢者と次世代の協働で進めていくプロジェクトにしたいと思います。

豆まきから始まり、収穫、脱穀、味噌つき、、、など年間を通じた取り組みになっていますので、ご興味をお持ちの方はぜひご参加ください。

0 件のコメント:

コメントを投稿