2014年2月5日水曜日

小野高校のみなさんが池間島の一周道路沿いにアカバナの苗3000本を植花しました

2月5日、兵庫県立小野高校のみなさんと一緒に、アカバナの苗木約3000本を植花するイベントを開催しました。

このイベントは、2月4日~6日の日程で修学旅行民泊に来てくださった兵庫県立小野高校のみなさんの協力で、池間島の一周道路沿いの花壇に池間島在来のアカバナ(ブッソウゲ)を植え、島の玄関口を花いっぱいにしようと企画してきたものです。

この日のイベントのために、昨年から修学旅行で来てくださった方たちの力を借りて少しずつ苗づくりを行ってきました。さらに、小野高校さんからは作業に必要なクワや移植ごて、剪定はさみなどの農具を200本近く寄贈していただきました。ご協力いただいた皆様、本当にありがとうございました。


イベント当日は、朝からたくさんの生徒のみなさんが準備にかけつけてくださいました。
総延長220mの花壇には、苗木を植える場所に目印の割りばしが約3000本立てられています。
こちらは、割りばしの本数を目安に、植えつける苗木を運びこんでいるところ。


こちらでは、400名分の炊き出しの準備が進められています。


今晩の夕食となる炊き出しのメニューは、ソーキや豚足が入った具だくさんの豚汁。


そして、豚2頭分を肉を使ったワーヌンスニ(豚の味噌煮)。池間島の伝統料理ですが、400人分の豚を炊くという機会はそうありません。
水を一切使わずに、味噌と泡盛をもみ込んでからまきで炊き上げます。

西原地区や狩俣地区に民泊している生徒さんと民家のみなさんも全員集合して、いよいよイベント開始です。
池間自治会長の奥原さんが開会のあいさつを行いました。


受け入れ民家のみなさんも大勢集まっています。


クラスごとに持ち場に移動して、作業開始。
こちらでは、民家さんの指導でアカバナの「苗づくり」を行っています。


挿し木の苗が着々と出来上がってきました。
今回作っていただいた約3000本の苗木は、来年度の修学旅行生に植えつけをしてもらう予定です。


こちらは、花壇にアカバナの苗木を植えつけしているところ。
一見、割りばしが枝に変わっただけのようですが、今回植えつけした苗がしっかりと根付き、芽が出てきてくれることを祈ります。


作業が終わると、なんと小野高校のみなさんから池間島へのプレゼントがありました。小野市の伝統産業であるそろばんを使った素敵なプレートをいただきました。
「ONO♡IKEMA」


池間島からも、「海のいきものカレンダー」のプレゼントのおかえしです。


そして、待ちに待った炊き出し。
豚汁はあっという間に完売でした。


夕食の後は交流会です。小野高校のみなさんによるエイサーの披露がありました。


どのクラスもとてもよく練習していて、すばらしいパフォーマンスでした。
ひとりひとりが手に持っている「パーランク」も、自分たちの手づくりなんですって。


この後、総勢400名のクイチャーを踊り、大盛り上がりの内にイベントは無事終了しました。
ご協力いただいた民家のみなさま、小野高校のみなさま、本当にありがとうございました。










2/13 続報

アカバナの植えつけから約1週間が経過しました。
先週から降り続いた雨のおかげで、植えつけたアカバナの苗木がしっかりと根付いたようです。すでに何本かが芽吹いていましたので、今後の生長が楽しみです。

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