2017年5月17日水曜日

シマ学校「うながやーやーのみそづくり」開催のおしらせ

5月のシマ学校は「うながやーやーのみそづくり」と題して、島に伝わるみそづくりを学びます。

5月27日(土)14時~17時ごろ
離島振興総合センター(池間島)にて

シマ学校の講師は、島のムヌスゥ(物知り)おばぁたちです。みそづくりに興味のある方、ぜひご参加ください!

2017年5月16日火曜日

カウズ(麦麹)をたてました

梅雨入りしてしまった今日この頃、ほぼ毎日雨が続く池間島ですが、昨日の5月15日(月)午前中、晴れ間を確認、今しかない!ということで、カウズ(麦麹)の仕込みをおこないました。

カウズづくりを指導してもらうのは、山城美枝さんです。美枝さんは毎年自分で味噌づくりをおこなっています。美枝さんの味噌はおいしいと評判がよく、また最近は自家製の味噌をつくる家もほとんどないため、美枝さんに味噌を分けてとお願いする島の人も多いそうです。

まずは、麦を臼に入れて搗きます。
 今回仕込むのは麦2㎏です。水を少し入れ、杵で搗いていると、薄皮が取れてきます。10~20分ほど搗き続けます。
 ほぼ薄皮が取れてきたら、麦をザルに移し、薄皮を飛ばします。美枝さんがやると簡単そうですが、麦をこぼさず薄皮だけ風に乗せて飛ばすのはなかなか難しい技術です。
 薄皮が取った麦を水とともに鍋に入れて炊きます。薪の強火で1時間余り炊きました。
 ごはんを炊くように、水がなくなって麦がふっくらしてきたらよいです。炊けた麦を食べると、プチッ、ムチッとしています。
 炊けた熱々の麦を手早くムシロに広げ、陽射しにあてて乾かします。早く乾かすために、熱々のうちに広げるようにと美枝さんが指導します。麹づくりの成功はこの乾かす作業にかかっています!少しでも雨に濡らしたり乾きが足りなかったりすると麦が腐ってしまうといいます。
 麦を乾かす間、美枝さんの家でお昼ごはんをいただきました。味噌汁の味噌はもちろん美枝さんがつくった味噌、野菜も美枝さんが畑で育てて朝採ってきたもの。マミスイマイ(豆ごはん)の黒あずきも美枝さんが育てた豆です。とてもおいしくいただきました。
 さて、ごはんの後、何度か乾かしている麦をひっくり返す作業をして数時間後、ほぼ麦表面の水分はなくなってきました。手で麦をギュッとつかんで握って、手を広げて、麦が手に残らずパラパラと落ちるくらいであれば「上等!」と美枝さん。ここで、海水とススキの葉を準備します。
 汲んできたきれいな海水に、乾かした麦を一度ザブッと漬けて引き揚げます。水をよく切ってから、美枝さんは麹箪笥にレインコートを敷きその上に麦をのせ、さらに麦の上にススキを敷き詰めます。レインコートを折りたたんで蓋をし、1~2枚の布を乗せ置きます。これで5日~1週間ほどねかせておいて麹ができる予定です。

できた麹は、来週、5月27日(土)14時からの「シマ学校」で使います。「うながや~や~のみそづくり(それぞれの家の(自家製)みそづくり)」を行います。お楽しみに!

2017年5月8日月曜日

すまだてぃだより50号を掲載しました



すまだてぃだより50号ができましたので掲載いたします。

○シマ学校~麦の脱穀とムズクづくり~
○トライアスロン応援
○池間小中学校の先生とピザ焼き
○新自治会長誕生
○生き生き教室通信
○今月の予定

こちらからPDF版をご覧になれます。

2017年4月25日火曜日

クロヨナの種をまきました


海岸の近くや水辺にもよく生えているクロヨナ(ウカバギー)も、池間で増やしていきたい樹木のひとつです。マメ科の植物で、昔は葉を緑肥として畑に漉き込んで利用していたのだそうです。残念ながら池間島島内にはあまり生えておらず、平良の公園で採を採りました。


春と秋にはピンク色で藤のようなきれいな花をつけます。


あつめた種は、殻をむくと2cmほどの大きな豆が出てきました。ぷくぷくとしていて炊いたら食べられそう・・・


早速ポット苗をつくります。この日は110鉢のポットができました。発芽を楽しみに待ちたいと思います。

2017年4月23日日曜日

トライアスロンの応援

 4月23日(日)、全日本トライアスロン宮古島大会が開催されました。池間島は島一周道路がバイクのコースに入っていました。早い選手は9時ぐらいから島に入ってきたそうです。集落近くの一周道路沿いには、人々が立ち並び、選手の応援をしました。きゅ~ぬふから舎のみなさんも、沿道から声援を送りました。
生き生き教室のみなさんも応援に駆けつけていました。旗や太鼓、四竹を各々持って、「ワイドー、ワイドー」と声援を送っていました。12時半ごろ最終ランナーが通過。島の応援団も解散しました。

2017年4月22日土曜日

ムギの脱穀とムズクづくり

 4月22日(土)、今年度最初のシマ学校が開校しました。2017年度第1回シマ学校は、池間島で収穫したムギの脱穀とムズク(麦粉)づくりです。生き生き教室のおばぁたち、学童の子どもたちが参加しました。
 まずは、ツグッラ(キクメイシ)と呼ばれるサンゴの石に、束ねたムギの穂をこすりつけて実を外します。先生のおばぁたちに教えてもらって、子どもたちは上手にできるようになりました。
こちらは、ムギの穂を束ねているところ。一掴み分ぐらいのムギを穂をそろえて束にしておくと、脱穀作業ができます。
 ツグッラで穂を外したものを、ムイジャウキ(底が平らなザル)に入れます。まだ実と殻が混ざっている状態です。
 次に、外に出て、ムイジャウキをゆすって殻だけを風に飛ばす作業をします。これはとても難しい作業。おばぁたちにやってみせてもらいます。
殻だけがムイジャウキの外に飛ばされて 、実だけがだんだんムイジャウキ中央に集まってきます。「ふしぎ~」と子どもたちは真剣に見ていました。
さて、殻を飛ばした後は、木臼で搗きます。 「昔、お嫁さんが仕事がきついと泣きながら木臼でムギを搗いたって。泣いた涙が中に落ちて、涙といっしょにムギを搗いたって。それからムギを搗くときは、塩水をちょっと入れて湿らせて搗くということですよ」と、仲原ソヘ子さんが教えてくれました。
 搗いたもの、今度は石臼で挽いてムズク、粉にします。
 ちょっとずつムギ粒を石臼の上の穴から入れて、取ってを持って回します。側面から引き立てのムズクが出てきました。ちょっと甘く香ばしい良い匂いがたちます。
 挽き立てのムズクに、黒糖を混ぜて食べてみました。昔の子どもたちがやっていた食べ方をおばぁたちに教えてもらいました。ガジュマルの葉っぱをスプーンにして食べる方法です。
おばぁたちも、久しぶりに食べるムズクの味に、子どものころを思い出したそうです。
 現代っ子の子どもたちに、ムギを煎って挽いただけの素朴なおやつ「ムズク」は果たして口に合うのかな・・と思ったのですが、結果は大人気でした。
 子どもたちは、ガジュマルの葉っぱのスプーンを使って、パクパクと夢中でムズクを食べていました。
今回のシマ学校では、池間島で収穫できたムギは少しだったので、来間島でムギを生産している国仲富美男さんにムズクにする分を分けていただきました。
今年はムギの収穫量を増やして、味噌の麹も作ってみたいと考えています!

2017年4月17日月曜日

ヤラブの種をまきました


今の時期、街路樹として植えられているヤラブ(テリハボク)の種が道端にころころ落ちています。苗木生産のため、すかさず種を拾いあつめては種まきしてポットを作っています。


ヤラブの種は、外側の果肉部分が黄色く熟したものを子どもたちがオヤツに(?)食べていたというお話をよく聞きます。果肉の中には、固い殻に包まれて、マカダミアナッツのような種がはいっているので、ひとつひとつ殻を割って種を取り出して、


ポットにまいていきます。


また、この時期じゅうたんのように広がって紫色のきれいな花をつけているヒメキランソウも、ポット苗にして増やしてみようと試作しました。
気温も湿度もぐっと上がり、植物たちが元気になるこの時期、苗畑の様子もまめにチェックしていきたいと思います。